京都の漬物すぐき漬と乳酸菌
ごはんにお漬物。
お漬物は日本人の当たり前のような食事のお供です。
そして京都といえばお漬物が有名です。
京都三大漬物を御存知でしょうか。
千枚漬、しば漬、すぐき漬です。
京野菜の漬物。
お土産にあげた方やもらった方、お歳暮にと、全国の方々沢山いらっしゃる事でしょう。
この京都の三大漬物の一つであるすぐき漬にはとても沢山の乳酸菌が含まれています。
その中でも植物性のものの一種、ラブレ菌が発見されました。
乳酸菌には動物性、植物性があります。
ヨーグルトやチーズなどにはこれらは当然あたりまえに含まれてますが、お漬物にというと驚く方もいらっしゃるかとお思います。
しかし日本食にもこれらが含まれているのは沢山あります。
お味噌などもふくまれていますね。
そしてこの京都のすぐき漬に含まれているのも植物性の乳酸菌なのです。
すぐき漬に含まれている植物性乳酸菌は非常に強い菌といわれています。
他の菌なら育たないような厳しい環境でも育つとてもたくましい菌なのです。
では植物性乳酸菌とはどのようなものなのでしょう。
これは植物から育ったものを発酵させる乳酸菌です。
たとえば野菜や豆、米など色々あります。
チーズなどは動物性乳酸菌です。
この乳酸菌は乳の中で栄養たっぷり良い環境できんが生育されますが、植物性乳酸菌は塩分など含まれる環境の中で頑張って生育するとても強い菌なのです。
にほんの食事も欧米化が進みすっかり動物性食物を取ることが増え、コレステロールがたまりやすいとか、生活習慣病などふえてきてますが、今一度日本食を見直したいものですね。
日本は長寿国家です。
これはやはり日本の食事が健康的な物であるといえるのではないでしょうか。
すぐき漬けは乳酸菌が数多く含まれていて、その中でも話題になったラブレ菌は体の中に潜む悪いウイルスや癌細胞から守ってくれる働きをする、優れた効果があります。
免疫力を高め健康な食生活が大切という事がよくわかります。