体の中の乳酸菌が少なくなると…
人間の体内には乳酸菌が存在します。
乳酸菌と聞くと腸に良い特に便通が良くなるという風な認識の方が多いと思います。
しかしながら乳酸菌というのは便通や整腸だけの為に効果を表せているのではありません。
これらは腸の善玉菌を活発化させ有害な悪玉菌の増殖を阻止します。
腸の酸性化を保ち腸内環境を良くします。
この腸内環境に欠かせない乳酸菌が少なくなってしまうとどうなるでしょうか。
それは体にとって大変な事態の始まりです。
おおまかに言うと乳酸菌によって食べ物の栄養吸収が活発に行われているのです。
なのに少なくなると言うことは体のトラブルが起こっていきます。
乳酸菌の善玉菌が健康維持にかかわっています。
この善玉菌は乳酸菌が減少してしまうと、増殖しにくくなり、その一方、悪玉菌が増殖しやすくなり、トラブルが起こってくるのです。
悪玉菌が増えると腸内環境は悪くなり、栄養吸収が悪くなったり、有害な物質や便を体内にとどめ、排出しにくくなります。
このため最悪なことが起こると、癌になってしまう事もあるのです。
体の新陳代謝は悪くなり、免疫が落ちていきます。
免疫が落ちてくると、色々な病気にかかりやすくなってしまいます。
外見は若くても腸内環境は老朽化してきます。
これらは食べ物の消化吸収には欠かせない大事な役割を持っています。
これがどれだけ体に大切なものか、理解すれば乳酸菌生活への意欲も高まります。
これらを摂取することで、様々なメリットがあります。
便秘解消は有名ですよね。
もちろん1日2日で解決するわけではないかもしれませんが、続けることにより必ず体質改善が可能となります。
アトピー等のアレルギー症状を抑える効果もありますし、免疫力アップや抵抗力アップの効果も期待できます。
基礎代謝がアップするので、太りにくい体になりダイエット効果も高いです。
乳酸菌には副作用がないので、量を気にすることなく摂取することができます。
もしも取りすぎてしまっても、いらない分は便として排出されるので何の心配もいらないのです。
これだけメリットがそろえば、乳酸菌生活を始めない理由がなくなってしまいますよね。